賃貸営業マン目線での『部屋探しがうまい人』とは?|元不動産屋が徹底解説

私が賃貸仲介の営業マンをしていた時に出会った『部屋探しがうまい人』について、ご紹介していきます。

これらのことは、私も自分の部屋探しをする時には、必ずやっていることなので、ぜひ参考にしてくださいね。

『部屋探しがうまい人』がやっていること5選

部屋探しがうまい人は、賃貸仲介会社へ行く前に5つの『事前準備』をしています。

この『事前準備』について、詳しくご紹介していきます。

時間を掛けてでもこの準備をしておくことが、部屋探し成功のコツだよ

① 希望条件を曖昧にしない

「できればこの辺に住みたいな」「古すぎなければOK」など、来店時に条件が曖昧なお客さんは多いです。

もちろんその場合には、こちらから様々な提案をしていくことになりますが、あまりにふわっとしたイメージだけで部屋探しを始めると、いざ住んでみた後に「なんでここにしたんだっけ・・」と後悔しやすいです。

希望条件はしっかり決めてから、部屋探しをスタートさせましょう。

決めておくべき希望条件
  • エリア(例:△△線〇〇駅~〇〇駅の間/勤務先からドアtoドアで1時間以内、など)
  • 家賃(管理費・共益費込みでいくらを上限とするか決める)
  • 間取りと広さ(例:1Kでも大丈夫?1DK以上が必要?/居住スペースは何帖必要か?)
  • マンション+アパートタイプを含めるか
  • 築年数(何年以内が許容となるか?古くてもいい場合、旧耐震基準の建物でもOKか)
  • 必要な設備やこだわりは何か(オートロック、2階以上、ペット飼育、2口コンロ、線路沿いNGなど)

アパートは防音などに懸念点がある一方で、家賃がマンションに比べて安くなる傾向にあるよ

② 優先順位と許容範囲を設定している

部屋探しがうまい人は、希望条件を決めたうえで、それに優先順位と許容範囲まで設定しています。

優先順位は、決めた希望条件で『最も譲れないポイントは何か』ということを考えます。

反対に、他が希望通りである場合は、妥協できるという条件は、低い優先順位としておきます。

ぼくがいるから、猫可の条件は一番大事だよね???

許容範囲は『すべて希望にあう物件がいいけど、もしある条件以外がぴったりな物件が見つかった場合、どこまで許容できるか』といった具合に考えます。

例:徒歩10分を希望条件にしている場合

条件ぴったりな物件が見つかったけど、駅からの徒歩分数だけが希望より少し遠い15分だ・・。

  • 他の条件が余程よければ15分でも可能 → 『許容範囲は15分まで可』とする
  • どんなに条件がよくても15分は遠すぎる → 同じ要領で何分までなら許容できるか再検討

優先順位と許容範囲がはっきりしていることで、たくさんの物件をみても取捨選択がしやすくなりますよ。

③ 事前に物件検索サイトで物件を探している

物件検索サイトを使って、自分の希望条件にあう物件の該当数や、その中に気になる物件があるかどうかをチェックしておきます。

選択するには多すぎる、または該当が全然ないといった場合には、②の作業に戻りましょう。

現時点で、気になる物件はチェックしておいて仲介会社の営業マンへ伝えることで、ただ条件を伝えるよりも、好みに合う物件の紹介をしてもらいやすくなります。

営業マン
営業マン

このお部屋を気になる物件としてチェックした理由を教えてください!

お客さん
お客さん

条件にあっていて、なおかつカウンターキッチンに憧れがあったので、一度見てみたいと思いました

営業マン
営業マン

カウンターキッチンのお部屋があれば、他にもご紹介してみよう・・!

④ 仲介会社を2社以上ピックアップしている

部屋探しがうまい人のほとんどは、仲介会社を2社以上回って比較検討をしています。

これは、仲介会社によって紹介される物件に差があることを知っているからです。

同じ条件を伝えたとしても、営業マンの受け取り方によって、少し物件が変わることがあるかもしれませんし、他社と比較されていることを知って、より多くの物件を見せてもらえるかもしれません。

1つの仲介会社で、即決できるような物件に出会えた場合や、引越しシーズン真っ最中の場合を除いて、2社以上の仲介会社を回ることが、いい物件に出会えるコツのひとつです。

⑤ 『もしも』に備えている

仲介会社にいって、物件紹介を受けると、予想をしていなかったことが起きるかもしれません。

判断が必要になった時に、戸惑わないように『もしも』に備えておくようにしましょう。

事前に考えておくべき『もしも』の例
  • 『もしも希望にあう内見できない物件があったら・・』 → 条件が良ければ決められる or 見ないと決められない
  • 『もしも条件ぴったりな物件が見つかったら・・』 → なくなるリスクを考えて即決もできる or 一旦持ち帰りたい
  • 『もしも納得のいく物件が見つからなかったら・・』 → 条件変更して探しなおす or 引越し時期を見直す

部屋探しでいい物件を逃す人は、迷ってしまう人

部屋探しがうまい人は、時間をかけて悩んだり、迷ったりすることがあまりないことも特徴です。

事前準備を行うことで、提案された物件の取捨選択が早いですし、自分にぴったりな物件が見つかったときの判断にも時間がかかりません。

反対に、営業マンからの物件提案や内見、最終的な決定に至るまで、一回一回迷ってしまう人は、いい物件を逃しやすいのです。

賃貸物件は他の人に取られるリスクが大いにある

賃貸物件は、基本的に申込をもってはじめて物件が確保されます。

つまり、はじめてその物件を紹介されてから、内見をして決定するまでのスピードが早ければ早いほど、他の人に取られてしまうリスクは少なくなります。

担当営業マンが「早くしないとなくなっちゃいますよ!」と急かしてくる場面は、賃貸仲介ではあるあるなのですが、いい物件からなくなっていくことは実際にあるのです。

この物件とこの物件、どっちもいいけど・・あ、でもその前に条件はこう変えてみようかな・・

あんまりのんびりしてると、選べる物件がどんどんなくなっていっちゃうよ~!

営業マンの提案にあれこれ迷うと・・

賃貸仲介会社へ行って、営業マンにいろいろな提案をされていると「それもいいかも」の連続で、気が付いたら本来の希望条件とは、全然違う物件を見ていることになるかもしれません。

結果的にその物件がとても気に入る物件なら問題ありませんが、自分で決めた希望と違うお部屋で決めると、あとで後悔が残りやすいです。

提案を受けることが悪いわけではなく、その物件が自分にとって『いい物件か』どうかを判断できるように、事前準備をしておきましょう。

【まとめ】賃貸営業マン目線での『部屋探しがうまい人』とは?

『部屋探しがうまい人』は、賃貸仲介会社での部屋探しをする前に、5つの事前準備をしていることをご紹介しました。

  • 希望条件を曖昧にしない
  • 優先順位と許容範囲を設定している
  • 事前に物件検索サイトで物件を探している
  • 仲介会社を2社以上ピックアップしている
  • 「もしも」に備えている

私自身も何度か引越しを経験していますが、この5つのことは必ず実践しています。

どちらかというと優柔不断な性格なので、目移りしたり、悩んで決められない、といったことにならないように対策している、といった感じです。

元不動産屋である私の引越し体験談は、別の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。

後悔しない部屋探しの方法|5回の引越しで学んだ“失敗しないポイント”を元不動産屋が解説

みなさまがこの記事を読んで『部屋探しがうまい人』になれるよう、応援しています!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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