知らないと損!営業マンが賃貸契約を急かす理由は?

「不動産の営業マンって強引そう・・」「急がないと物件が無くなるっていわれたけど本当?」

こんな不安を持っている方は、多いのではないでしょうか?

賃貸仲介の営業マンが契約を急かしてくるのには、理由があります。

この記事では、元不動産屋の目線から賃貸契約を急かしてくる本当の理由や対処法などを解説します。

なつ
なつ

元不動産屋である私の目線から、仲介賃貸に関する裏話もお話ししていますので、ぜひ最後までご覧くださいね!

物件探しはこちらから

営業マンが賃貸契約を急かす理由は『自分の会社で決定してほしい』から

一番の理由はズバリ『自分の会社(担当者)で決定してほしい』からです。

不動産仲介業者の売上の多くは、お客様からいただく仲介手数料によるものです。

仲介手数料は、賃貸契約へ進むことではじめて受領できるものなので、どんなに頑張って物件の紹介やご案内をしても決定に至らなければ、売り上げは0円ということになります。

次の項では『自分の会社で決定してもらうために、急かさなければならない理由』を詳しく解説していきます。

理由①:“良い物件”は本当にすぐなくなってしまうから

賃貸物件を探したことがある人なら、一度はこんなセリフを聞いたことがあるのではないでしょうか?

営業マン
営業マン

早く申込をしないと、物件を他の方に取られてしまいますよ!

「こんなにたくさん物件があるのに本当にすぐ無くなるの?」と不審に思うかもしれません。

ただ、元不動産屋である私の目線からも、条件のいい物件は本当にすぐ無くなります。

一方で、何か月も入居者が決まらない物件があるのも事実で、検討している物件にすぐ申込が入ってしまうかどうかは、誰にも分かりません。

そして賃貸仲介業者からすると、申込が遅れたことで他の人に取られてしまうということは、自分の会社での決定に至らない可能性がでてくるということなんです。

営業マン
営業マン

申込直前で物件が取られてしまった時に、部屋探しを仲介会社の選定からやり直すというお客さんは多いんです・・。

また、これが繁忙期ともなれば、なおさらです。

主に1月~3月は個人のお部屋探しだけではなく、企業でも入社や異動で部屋探しが集中するため、数十件というお部屋が一瞬で埋まってしまうことも珍しくありません。

理由②:仮押さえは基本NG!申込書の提出で『確保』の状態に

当時、担当したお客様から「少し悩みたいので仮押さえしてもらえませんか?」とご要望をいただく機会が度々ありました。

結論から言うと、物件決定前の仮押さえは基本的にNGです。

賃貸契約に仮押さえをするという概念はなく、あくまで本決定の意思と申込書の提出をもって物件確保となります。

また、この申込書の提出~審査通過までを『仮押さえ』として説明する仲介会社もありますので混乱しないようにしましょう。

本決定のふりをして仮押さえをする営業マンもいますが、ある程度の個人情報の提出が必要になる場合がほとんどなので、おすすめできません。

本決定の意思と申込書の提出がない限り、物件確保ができないことから『決定を急かす』ということが起こるんだね。

営業マンが急かすもう1つの理由は『他社に行かれたくない』

良い物件はすぐになくなってしまうことや、賃貸物件には仮押さえの概念がないことをお伝えしてきましたが、これ以外にも仲介会社には『他社に行かれたくない』という思いがあります。

他社に行かれたくない=なるべくその場で決定をしてほしい、という気持ちから、急かすということに繋がっていることがあります。

比較のために2社以上の仲介会社へ行くお客さんは多い

担当営業マンが変わることで、新たな物件に出会える可能性があるので、私自身は2社以上の仲介会社でお部屋探しをすることをおすすめしています。

ただ仲介会社としては、他社に行かれる=自分が紹介した物件では決まらない可能性が出てくることになります。

第一希望の物件が直前でなくなってしまったり、契約まで進めるほどの物件に出会えなかった場合でも、大半の方はお部屋探しを断続します。

この時に、仲介会社を変更したり、比較のために別の仲介会社も訪ねてみるといった流れになりやすいのです。

焦る営業マン
焦る営業マン

この物件は『検討』ですか・・。ということは、他社にも行きますか!?

他社に行かれると困る理由

自分の会社で物件紹介をした後に他社に行かれるということは、仲介会社にとってリスクが大きいです。

後から行った仲介会社で「どの物件が現状1番いいか」といったことを聞かれてしまうと、それよりも良い物件を紹介されることになるでしょう。

最悪の場合、自分の会社で紹介していた物件を後から行った仲介会社に取られてしまうことにもなりかねません。

仲介会社からすると『決定に至らなければ、売り上げは0円』となるので、他社に行かれることは、極力避けたいのです。

急かされる背景に“会社の売上ルール”が関係していることも

賃貸契約を急かされる裏には、仲介会社の売上ルールが関係している場合もあります。

物件決定を急かされる以外に、入居日(賃料の発生日)や、契約金の入金を急かされるというパターンもあります。

その強引な事例と対処法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

会社ごとに違う売上計上ルール

賃貸仲介会社では営業マンにノルマや目標金額が設定されていることが多いです。

物件決定をもらって売上をあげる以外にも、会社によってはその売上の時期も営業マンにとっては大切な要素となることがあります。

営業マン
営業マン

今月の目標金額まであと〇〇円足りないな・・。

仲介業者の売上ルール例
  • 物件決定日=売上計上日
  • 契約金を入金してもらう日=売上計上日
  • 賃料発生日によって売上計上日が変わる(例:3月31日なら3月、4月1日なら4月の売上) 

入金日や入居日(賃料の発生日)の指定は賃貸管理会社やオーナ側からされることもあるので、すべてが仲介会社側の都合とは言えません。

しかしあまりに強引な条件を出される場合には、仲介会社に説明を求めた方がよいでしょう。

強引なパターンの実例と対処法

入居日(賃料の発生日)前倒しの事例
営業マン
営業マン

今日(10月25日)の申込で、賃料の発生日は10月31日でお願いします!

入居予定Aさん
入居予定Aさん

一週間もない日程では引越しの準備が出来ないんですが・・。

営業マン
営業マン

引越しはいつでも大丈夫です。賃料の発生は10月31日に先にはじまります。

『当該月の末日までに賃料発生』という提示はオーナー側からもよくある条件です。

問題は、申込から賃料発生日までの期間が一週間もないことです。

基本的に賃貸物件では入居申込~賃料発生日までおおよそ10日~2週間程度といわれています。

もちろんオーナーさんによって更に長めに交渉できることもありますが、極端に短くなるような場合は入居者側からも短期間すぎることを指摘するとよいでしょう

【まとめ】急かされたときも冷静に判断すれば大丈夫!

営業マンに急かされると不安になったり、「今すぐ決めないとダメなの?」と焦ってしまいますよね。

しかし急かされる背景には、この記事でご紹介したような『賃貸仲介側の都合』が関係しているかもしれません。

賃貸仲介の営業マンの「すぐ決まっちゃいますよ」は常套句ですが、本当になくなるかどうかは、実際は誰にも分かりません。

自分が住みたいと思うお部屋であるかどうかを、落ち着いて選ぶようにしてくださいね。

希望の物件を見つけられるように誠心誠意対応してくれる営業マンがいる一方で、会社や自分の売上が最優先と考える営業マンがいるのも事実です。

賃貸仲介業者はお部屋探しのプロなので、めいっぱい頼ると同時に「自分でいい部屋を見つけるぞ!」という主体的な気持ちで臨んでみてくださいね。

この記事が、後悔しない部屋探しの助けになれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

物件探しはこちらから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA



reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。