猫と暮らせる賃貸が少ないのはなぜ?見つからない理由と探し方を徹底解説

愛猫と一緒に引越したい』『猫をお迎えできる賃貸物件に引越したい』と考えている人もいるのではないでしょうか?

“ペット可”の条件で募集にでる賃貸物件もありますが、猫可のお部屋探しは苦戦する方が多いです。

猫可物件は“根本的に数が少ない”ため、探すコツを知っておくことが大切です。

この記事では、元不動産屋である私が

  • 猫可物件が少ない理由
  • 猫可物件の具体的な探し方
  • 猫可物件を見つけるために条件を緩和するときのコツ

を、実体験を交えながら詳しく解説していきます。

猫可の賃貸が見つからない理由

猫可賃貸は、通常の物件と比べて数が限られています。

元不動産として感じていたのは「猫可物件は市場の特性を知らないと見つけにくい」ということです。

ここでは、オーナー側の事情を踏まえながら、猫可物件が見つかりにくい理由を詳しく解説していきます。

① そもそも“猫可物件”が圧倒的に少ない

賃貸物件では、ペット可の物件自体が元々少ないうえ、『猫はNG』という物件が多いです。

理由はシンプルで、以下のようなオーナー側が抱えるリスクが大きいためです。

  • 退去後の“傷の修復”や”消臭”などで原状回復に時間がかかり、空室期間が長くなる
  • 騒音・匂いによる入居者トラブルが起こりやすい
  • 多頭飼育崩壊による物件の価値が低下するリスク

入居者がすぐ決まる物件ほど、“猫可”にしないというケースが一般的です。

② 猫は犬よりも『直接的な室内ダメージ』が大きい

猫の場合は、

  • 壁紙や柱への爪とぎ
  • 網戸の破れ
  • ものを落とすことによる床のへこみ

など、室内の損傷が多いと考えられていることも理由の一つです。

また、猫の粗相による匂いも犬に比べて強いと言われています。

そのため、ペット可でも『猫だけNG』というケースが多くなるのです。

猫可物件を見つけるためのポイント3選

仲介営業マンとして「猫可の物件が見つからない」というご相談を、今まで何度も受けてきました。

希望条件にあう猫可の賃貸物件を探すのは正直大変で、何時間も相談をしながら物件を探したことをよく覚えています。

そんな経験から、希望に近い猫可物件を見つけるためのコツを3つにまとめました。

① “猫可以外の条件”を大幅に緩和する

最も大切なことは、猫可以外の条件をなるべく緩和することです。

エリアや部屋の広さ、築年数、駅徒歩などいろいろな条件がありますが、そのすべてを一度、許容範囲ギリギリまで広げて探してみましょう。

猫可の賃貸物件を探す場合、まずは物件の母数を増やすことが大切です。

また条件を緩和することで、猫と暮らしやすい“ペット共生型マンション”にも出会えるかもしれません。

👉 ペット共生型マンションについてはこちらで詳しく解説しています

② 引越し時期に幅を持たせる

猫可物件に関しては、“待つ”という戦略も有効です。

猫可物件が募集に出やすい時期は以下の通りです。

  • 2月~3月:退去が最も増える時期で、空室物件が一時的に増える
  • 9月:転勤に伴う退去で空室が出やすい

また、希望エリアで猫可の賃貸マンションが見つかっている場合、ふとした拍子にそのマンションに空きがでるかもしれません。

『いい物件がでるのを気長に待ってみる』というのも、ひとつの方法ですよ。

仲介営業マン
仲介営業マン

2月~3月は物件がなくなるスピードも早いので、物件が見つかった時の決断力も必要となります!

③ 複数の不動産仲介会社に相談する

ただ“猫可”の物件を検索するだけならば、どの仲介会社でもでてくる物件に大差はありません。

しかし“猫可”という条件では『交渉によってOKになった』というパターンがあるのです。

難しい条件がある場合こそ、複数の営業マンに依頼をすることが希望物件を見つけるコツです。

担当営業マンの知識やいい物件を見つけようとしてくれる熱量によって、候補物件が増えてくる可能性がありますよ。

元不動産屋が教える『条件緩和』のコツ

猫可物件を見つけるためには『条件緩和』が大切であることをお伝えしてきました。

ここでは、“猫可”物件を探す場合の特に効果が高い緩和ポイントをお伝えしていきます。

① 間取りをひとつ小さくする

賃貸物件で最も数が多いのは、『1K』『ワンルーム』のお部屋です。

次に多いのが、『1LDK』タイプで、『3LDK』や『4LDK』といったファミリー用のお部屋になると数が少なくなります。

例えば、

  • 1DK、1LDK希望 → 広めの1K・ワンルームを検討
  • 2LDK希望 → 1LDKや2DKを検討

これだけでも、該当物件の数は大幅に増えるでしょう。

荷物が多い方は、浮いた家賃でトランクルームを活用する選択肢もありますよ。

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② 『駅徒歩』と『築年数』の緩和は効果あり

“決まりにくい”とされる物件ほど、“猫可”の条件がつく傾向が多いです。

  • 駅徒歩10分以内 → 15分くらいまで広げる
  • 築10年以内 → 築20年くらいまで広げる

駅から遠く、築年数が古い物件は“猫可”の掘り出し物件が見つかる可能性が高いので、条件緩和の際は優先的に検討してみましょう。

【まとめ】猫可物件が見つからない理由と探し方のコツ

猫可物件は数が非常に少なく、探すのが難しい条件のひとつです。

その理由は、オーナー側のリスクやコストの問題が大きいためです。

猫可物件を見つけるためのポイントは以下の3つです。

  • 猫可以外の条件を思い切って緩和する
  • 引越し時期に幅を持たせて“待つ”ことも視野に入れる
  • 複数の仲介会社に相談し、営業マンの交渉力も味方にする

そして、条件緩和をする際は

  • 希望よりも小さな間取りを検討
  • 駅徒歩と築年数の緩和

この2点を意識して探すことで、希望に近い猫可物件がより見つかりやすくなります。

みなさんが愛猫と安心して暮らせる、素敵なお部屋に出会えることを心から願っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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