賃貸のお部屋で猫を飼っていると、
「壁や家具の爪とぎ、退去時の費用は大丈夫かな・・」
と不安になる方も多いのではないでしょうか。
猫可物件であっても、爪とぎ対策をしていないと、敷金が戻らないだけでなく、追加の原状回復費用を請求されるケースもあります。
私自身、元不動産屋であり愛猫家として、賃貸での爪とぎ対策にはかなり悩んできました。
この記事では、実体験×不動産屋目線で、“賃貸で猫を飼う人がやっておくべき爪とぎ対策7つ”をわかりやすくご紹介します。
賃貸で猫を飼うなら爪とぎ対策は必須【原状回復トラブル防止】
賃貸物件で猫と暮らす際には、壁や柱への爪とぎ対策が必須です。
いくら猫可物件でも、壁や柱が傷だらけだと、退去時にさまざまなトラブルになりかねません。
『猫の爪とぎ対策を怠ることによるリスク』や、『猫にとって爪とぎにはどんな効果があるか』について解説していきます。
賃貸で猫の爪とぎ対策をしないと原状回復費用が高額になるおそれも
猫可の物件は、退去時の原状回復費用が通常よりも高くなることを見越して、敷金を多めに預け入れる必要があります。
また、敷金償却といって預け入れた敷金は、退去時クリーニング費用に関わらず返還されない、といった条件がつく場合もあります。

通常は敷金2ヶ月だけど、猫ちゃんを飼う場合には敷金3か月。この追加になった1ヶ月分は敷金償却となるわよ
勘違いされる方が多いのですが、敷金を多く払っているからといって、必ずしも預け入れの敷金で、原状回復費用が全てカバーできるとは限りません。
お部屋の壁中に、猫のひっかき傷がついているような状態では、敷金が戻ってこないだけでなく、追加の支払いが発生するなど、原状回復費用が高額になるおそれもありますので、愛猫の爪とぎ対策はしっかり行いましょう。
爪とぎは猫にとって必要不可欠な行動【無理にやめさせない】
爪とぎは猫にとって、表面の古い爪をはがす役目があります。

古い爪をはがして、獲物を捕まえられるように爪のケアをしてるんだにゃ!
しかし猫にとっての爪とぎは、爪のケアだけでなく、ストレス解消や気持ちを落ちつける効果もあります。
我が家の2匹の愛猫たちは、来客があった際に気持ちを落ち着けるため、よく爪とぎをしています。
また爪とぎにはマーキングの意図もあり、自分の落ち着ける場所をつくるための大切な習慣なのです。
賃貸で猫を飼う人がやるべき爪とぎ対策7選
賃貸物件で壁や柱に爪とぎをされないよう、やるべき対策を7つご紹介していきます。
猫によって効果的な方法が変わってくるので、ぜひいろいろ試してみてくださいね。
① 【基本】爪切りをこまめにして傷を最小限にする
まず大切なことは、猫の爪切りをこまめに行うことです。
爪が伸びると、じゅうたんや家具などに爪がひっかかり、意図しない場所での爪とぎに繋がってしまう可能性があります。
また猫の爪を伸ばしたまま放置すると、とても鋭くなって、猫や飼い主の怪我のおそれもあります。
爪切りを嫌がる猫も多いですが、こまめに行うことで、猫もだんだんと慣れてくれます。
どうしても爪切りが難しい場合には、動物病院やトリミング施設でやってくれるところを探してみるといいですよ。

病院にいくくらいなら、爪切りも我慢するにゃ・・
② お気に入りの爪とぎを置く
我が家も引越し直後は、壁や家具の爪とぎに悩まされましたが、この方法が一番効果的でした。
買った爪とぎが気に入らなくて、全然使ってくれないなんてこともあるかもしれないので、比較的安い爪とぎから試してみてもいいかもしれません。
以下の記事では、“我が家の愛猫たちにヒットした爪とぎ”を写真付きでご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
👉 退去時費用を最小限に!賃貸で猫を飼う前に必ずやるべき3つの対策
③ 爪とぎ場所を複数つくる
壁や柱に爪とぎをする隙を与えないように、複数の爪とぎ場所を作ってあげるのもいいでしょう。
小型の爪とぎや、壁につけるタイプの爪とぎであれば、お部屋を圧迫せずにすみますよ。
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④ 壁の原状回復対策に有効|爪とぎ防止シートを貼る
『爪とぎをされそうな壁をすべて保護したい』ということであれば、爪とぎ防止シートを貼るのもおすすめです。
猫が届く場所すべてに貼るとなると、費用が高くなるのがデメリットですが、確実に壁への爪とぎを防ぐことができます。
また、繰り返し爪とぎされてしまう壁の一部に貼るといった使い方もおすすめです。

壁の爪とぎを防ぐかわりに、爪とぎできるアイテムは置いておいてにゃ
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⑤ 家具の移動で爪とぎを防ぐ
一度爪とぎをされた壁は、猫に『爪とぎの場所』と認識されてしまい、傷がどんどん広がっていくおそれがあります。
視覚的にその場所を隠してしまうために、家具の移動をするというのは効果的です。
またその場所に爪とぎアイテムもあわせて移動させることで、スムーズに爪とぎの場所を覚えてくれるかもしれません。
⑥ 爪とぎ防止スプレーを使う
どうしても壁や柱への爪とぎをやめてくれない場合に、しつけ用の爪とぎ防止スプレーを使う方法もあります。
猫の嫌がるにおいが含まれていることが多いですが、効き目に個体差があることや、猫にストレスを与えてしまうおそれがあるので、まずは他の方法を試してみることをおすすめします。
使用をする際には、天然成分が使用されていることや、猫に害となる成分が含まれていないかをしっかり確認してくださいね。

嫌なにおいがしていてストレスが溜まるにゃ・・
⑦ 【子猫向き】爪とぎを教える
新しく子猫をお迎えした方は『爪とぎを教えてあげる』ということを、ぜひやってみてください。
優しく前足をもって「ここで爪とぎするんだよ~」と爪とぎアイテムの使い方を教えてあげます。
繰り返し教えることで、猫は覚えてくれます。
一度覚えて、その場所を気に入ってくれれば壁や柱に爪とぎされる可能性は低くなりますよ。
【まとめ】賃貸で猫を飼うなら爪とぎ対策は必須
この記事では猫の爪とぎ対策として、7つご紹介してきました。
- 爪切りをこまめに
- お気に入りの爪とぎを置く
- 爪とぎ場所を複数つくる
- 爪とぎ防止シートを貼る
- 家具の移動で爪とぎを防ぐ
- 爪とぎ防止スプレーを使う
- 【子猫向き】爪とぎを教える
我が家には2匹の愛猫がいますが、壁と家具への爪とぎに悩まされた時期があります・・。
爪とぎスプレー以外の方法はすべて試しましたが、一番効果があったのは【お気に入りの爪とぎ】を置くことでした。
爪とぎ対策をしておくことで、退去時の費用トラブルはかなり防げます。
一方で、猫可物件で意外と見落とされがちなのが、「音」に関するトラブルです。
夜中の走り回る音や、上下階への物音が原因で、苦情につながるケースも少なくありません。
猫の騒音トラブルの具体例や、今すぐできる防音対策については、こちらの記事で詳しくまとめています。
👉 猫の騒音で苦情がくる?|猫可賃貸で多いトラブル事例と防音対策まとめ
みなさんが愛猫との賃貸ライフを快適に過ごせることを願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

